先輩社員インタビュー
営業(アウトセールス)
東京国際貨物支店
営業係長 2010年度入社
神谷 拓摩
現在の主な仕事内容を教えてください。
海上・航空の輸出入営業職に就いており、最近は新規顧客開拓の営業活動をメインとしています。私たちの仕事は、分かりやすく言うと、海外から貨物を輸入する場合は、船や飛行機等で日本へ輸送する手配(フォワーディング)、日本に到着したら税関への申告(通関)が必要です。税関から承認がおりてはじめて輸入者様のもとへ貨物を届けられます。このフォワーディング、通関からお届けまでを弊社に任せてください!という営業をしています。
営業をするためにお客様へアポイントを取って訪問をさせて頂く流れがスタンダードですが、このご時世なのでZOOM等のWEBミーティングによる商談も増えてきています。
お仕事を頂くために頑張ってもうまくいかないことは多々ありますが、成約に至った際は喜びもひとしおです。様々なお客様と接することができ、自分自身の成長にもつながることが営業の魅力の一つかと思います。
平均的な1日のスケジュールを教えて下さい。
- 08:50
- 出社
- 09:00~11:00
- メールチェックや必要書類の作成、ミーティング等
- 11:00~17:00
- 日中は顧客訪問やWEB等による営業活動
- 17:00~18:00
- 事務所に戻り、お見積りの作成やメールチェック等
- 18:00
- 業務終了
あとは、外出時でも携帯で電話やメールのやりとりをすることが多いですね。
繁忙期であれば帰りも遅くなることもありますし、自宅から客先へ直行・直帰することもあります。職種柄、ある程度の自由は利きますが、その分しっかりとしたスケジュール管理が必要な職種かと思います。
どうしてこの業界(国際物流業)を志望されたのですか?
安定性を感じ、且つスケールの大きい業界だと思ったからです。
私が就活を始める頃はリーマンショックの影響もあり就活氷河期と呼ばれている時代でした。なので、正直安心して働ける業界に入りたいと思っており、物流は必要不可欠で無くならないもの=安定していると単純に考えたのが入口です。その中でインターンシップを経験し、抽象的ですが世界における物流の重要さ、奥深さや国と国をつなぐスケールの大きさを感じ、自然と国際物流業に興味を持ちました。
今の業務を行う上で、最も心掛けているのはどんなことですか?
お客様が話しやすい雰囲気を作ることです。お客様の信頼を得るには、ニーズをお聞きしスピーディ且つご期待以上のサービスを提供をすることが重要なポイントの一つと考えます。
ただ、特に新規のお客様には我々に少しでも関心を持って頂かないと、話をお聞きするどころか訪問すらかなわない可能性もあります。そのため、話してもいいな、会ってもいいなと思われる対話や雰囲気づくりを心がけています。
国際物流に携わってやり甲斐や楽しさを感じるのはどういう時ですか?
助かった!というお声を頂くことがやりがいを感じることのひとつです。このコロナ禍のご時世で物流が混乱している中、物流コストや納期に悩まされ、私たちのような業者に複数お声掛けされているお客様も多いのではないかと感じています。その中で我々がベストな提案をし選んで頂いても、実際に貨物を動かすときは、海外、日本ともに関係各所とのスピーディかつ正確な連携やチームワークが必須です。それらをクリアして私たちのサービスでお客様に喜んで頂けたときは達成感や、存在意義を感じます。さらにリピートして頂き、よりよい関係性を築いていけたときは尚更です。あとは様々な業種の方々とお話しできるのは楽しいですし、勉強になります。このような機会があるのは国際物流業ならではのことかと思います。
ご自身のこれからのやりたいことや目標を教えて下さい。
よりオーダーメイド性の高い物流を提案していきたいです。フォワーディングや通関はもちろんのこと、特に倉庫での保管、在庫管理、検品、エンドユーザー様への納品等、国内物流におけるサービスを強化し、物流に関わることは一貫して当社で対応できるような提案をしていきたいです。
最後に就活生の皆さんへ温かいメッセージを!
やりたいことや目指しているものが明確にある方はそのままご自身を信じて頑張ってください!ただ、中にはそうではない方々も少なくないかと思います。今までの人生を振り返ったり、周りの人たちと話すことで、様々な事柄・局面において自分の中での価値観や行動、譲れない点等、ご自身を構成するポイントをいくつかイメージして業界・企業を見られることをお勧めします。そのなかで、この会社は自分の雰囲気に合っているな、自分やりたいことができそうだな…といったように何かしら見えてくるものがあるかと思います。
就職活動は自分を見つめなおす、そして将来を考えるいい機会でもありますが、将来のすべてが決まるわけではありません。焦らずに前向きに頑張ってくださいね。