先輩社員インタビュー
1~2年目
中部空港オペレーションセンター
営業掛 2021年度入社
髙橋 明日賀
現在の主な仕事内容を教えてください。
航空輸出の混載業務に携わっています。Air Waybill(航空運送状)の作成を主に、その前後の業務として、航空会社の予約や請求書の発行等も行います。仕向地や使用する航空会社によって必要な書類やAir Waybillへの記載事項が異なり、日々変わる世界情勢にも臨機応変に対応していくことが求められる為、情報の見逃しや記載ミスで予定通りに貨物が搭載されず引き渡しにも響いてしまう可能性もあります。そういった責任は伴いますが、最適な輸送プランを考える楽しさもある業務です。
どうして当社に入社しようと思ったのですか?
大学生の時に貿易や通関の講義を選択したことから、この業界に興味を持ち、調べれば調べるほど、世界とのつながりや物流の社会貢献性に魅力を感じ、私も物流を支える一員として働きたいと思う様になりました。その中でも当社に決めた理由は、傾聴力のある方が多くいらっしゃったからです。私はよく本番という環境で緊張してしまい、準備してきたことの100%を出すことができませんでした。しかし、当社の面接においては、どの選考時の場合も非常に穏やかで和やかな雰囲気づくりをしてくださり、リラックスできたことで、質問に対してテンプレートの回答ではなく自分の言葉で本心を伝えることができました。そしてこの人たちと一緒に働きたいと感じ、入社を決めました。
職場の雰囲気や環境はどういう印象ですか?
穏やかな雰囲気で自らの意見を言いやすい風通しの良い環境であると感じることが多くあります。業務を進める上で誰に相談をしても肯定的に捉えてくださり、何か問題があった時には一緒に解決策を考えてくれます。型にはまったやり方を押し付けるのではなく、自主性を重んじて任せてくださるため、その期待に応えることができる様に成長していきたいです。
社会人になって成長したなと思うところは?
優先順位を考えて物事を処理する能力です。業務を進める中で存在する多くのタスクにおいて、納期はもちろんのこと、重要度や緊急度を判断して行動しなくてはいけません。
最近では、終えたタスクのバトンを渡す相手のことを考えて業務を進めることを心がけています。どんな仕事でもその先に処理をする相手がいる為、自分の最後の締め切りに間に合えば良いという意識から、早めに終えることができたら次の人も余裕を持って進めることができるだろうという意識に変えることで全体の業務をより円滑に進めることができるようになりました。
社会人になって、学生時代とのギャップはありましたか?
ありました!学生と社会人は違うという話を社会人の先輩方から聞いていましたし、自分のための学業と誰かのための仕事という点では大きく違うことも理解していました。それでも実際に社会人生活が始まると慣れないことばかりの日々に、初めのころは世の社会人の偉大さを実感しては、自分はそうはなれないから学生に戻りたいと思うこともありました。しかし、職場の先輩方の業務をこなしていく姿や、同期たちの頑張っている姿に刺激を受け、やがて自らのモチベーションにつながっていきました。今では、息抜きの方法も身につけ一年目ながらに社会人生活を楽しんでいます。
ご自身のこれからのやりたいことや目標を教えて下さい。
通関士や国際航空貨物取扱士(IATA/Diploma)の試験の合格を目指しています。どちらもこの業界ならではの専門的知識が必要となる資格です。現在においても、業務を進める上で自らの知識不足により手間取ってしまうことがあり、その状況に悔しさともどかしさを感じることがあります。そのため難しい資格ではありますが、挑戦し自らの武器としたいと考えています。もちろん今の仕事内容をより深めていき、先輩方のように頼りにされる存在になりたいという想いも強くもあるため、日々の業務にしっかりと向き合っていくことを最優先に取り組んでいきます。
最後に就活生の皆さんへ温かいメッセージを!
このインタビューを読んでくださっているということは、きっと就職活動を始めて、未来と向き合う一歩を踏み出しているということだと思います。私にはそれが簡単な様で非常に大きく重い一歩でした。ですから、まずはその一歩を踏み出せた自分を褒めてあげてください。就職活動をしているとどうしても辛いことがあったり、周りと比べてしまい焦りがでてくることもあると思います。しかし、自分を見つめなおし、新しい発見を得て世界が広がる多くの機会もあります。そういう点を楽しみながらとことん拘って納得のいく就職活動にしてください。心から応援しています。