先輩社員インタビュー
営業(インサイドセールス)
名古屋国際貨物支店
営業掛 2018年度入社
望月 雪絵
現在の主な仕事内容を教えてください。
主に中部地区アパレル顧客の営業を担当しています。割合は輸入が多いですが、海上/航空輸出入を問わず担当し、日本国外で貨物が動く三国間貿易の手配も行っています。具体的には見積作成,社内外からの輸送相談の対応など、国内手配業務や通関業務以外の輸送に関わる部分を総合的に扱っています。
平均的な1日のスケジュールを教えて下さい。
- 08:50
- 出社
- 09:00~10:30
- 出社したら先ず、早朝までに到着しているはずの貨物が到着しているかどうかを確認します。内勤業務にはなりますが、不測の事態に反応が遅れないためにも確認するようにしています。その後、業務時間外に届いている海外からのメールを確認し、その国の始業時間までに日本側で確認する必要がある情報などを揃えられるように動きます。
- 10:30~18:00
- お客様から届く見積依頼や社内外からの問い合わせに対応したり、アポイントがあれば、お客様のもとへ訪問するなど、日によって様々です。
外回りをしている日はなるべく16:30 を目途に事務所へ戻るようにしています。終業時刻が近づいたら、今日申告している案件を見直し、明日対応しなくてはならないことなどをリストアップします。 - 18:00
- 業務終了
どうしてこの業界(国際物流業)を志望されたのですか?
大学3年の秋学期に学部のプログラムでドイツへ短期留学した際に、飛行機で長時間の距離でも当たり前に日本の商品が手に入ることに感動しました。必要としている人のもとへ国境を越えて貨物を届けている人がいる…そう認識した時にこの業界への興味がわき、自分も届ける側にまわりたいと思い志望しました。
また、上空を飛行機が行き交い大型船の汽笛が聞こえる海岸沿いの街で育ったため、飛行機や船の存在が生活の一部になっておりほのかに憧れを抱いていたのも、今ふと思えばきっかけだったなと思います。
今の業務を行う上で、最も心掛けているのはどんなことですか?
2個先の用意をしておくことです。お客様から問い合わせを受けた時、社内から連絡があった時、関わっている案件で気になることがある時…。どんな時でも「後さらに問い合わせがきそうなこと」を予測して先回りで情報を用意するようにしています。無駄打ちでも後から慌てふためくより良いからです。先に苦しんで後から楽をしたいタイプなので…。夏休みの宿題は最終週に半泣きでやる子どもでしたけどね(笑)
国際物流に携わってやり甲斐や楽しさを感じるのはどういう時ですか?
特にやりがいを感じる時は、自分の組み立てたスケジュールでお客様の希望納期に沿った手配が全て完了した時です。何日までに〇〇へこれを入れないといけないんだけど…と相談を受け、国内外のイレギュラーな状況などを加味した上で総合的に輸送の提案をして、それが上手くいった時の達成感は最高です。年々知識量も判断力もつくので最適解を出すまでの時間が短く具体的になると成長を実感します。
楽しいというより面白いと感じるのは、ニュースを見たり他業界の友人と世間話をする時です。周りを海に囲まれたこの島国で貿易は経済活動でも先端に位置します。私たちが先に仕事上で知り得た事や受けた影響が、数日〜数年後に実生活で話題になったり影響してくると(おっ、きたか!)という感覚になり面白いです。これは他の業界でもある事だと思いますが、国際物流はその対象範囲が広く影響も大きいため、おもしろいと感じます。
ご自身のこれからのやりたいことや目標を教えて下さい。
入社してから今までずっと営業なので、通関など別の仕事にも携わってみたいと思っています。周りの営業は通関や業務などを経験し営業になった方が殆どで、知識量の差をひしひしと感じるからです。私のOJT(先輩指導者)も通関出身だったので営業以外の知識もつくよう教育していただきましたが、想像力だけでは相手の仕事を理解し敬うには限界があります。円滑に仕事を進めるためには社内で良好な人間関係を構築することが大切だと考えている為、一度通関や業務の立場を経験して、その経験からくる知識を蓄えたうえで再度営業に戻り、社内外から信頼される営業になるのが目標です。
最後に就活生の皆さんへ温かいメッセージを!
国際物流は奥が深くておもしろいです!実生活ではスルーしてしまいそうな遠い国の小さなニュースでも仕事に影響が出たり…。自分が想像している以上にこの国際化が進んでいる社会では世界中が幅広く繋がっているんだなと実感します。また、官庁とも大きく関わる仕事なので、新しい制度や協定ができればそれについて勉強し正しい知識を得る必要があります。学生の頃持っていた「仕事」に対する認識よりずっと日々の積み重ねが必要でした。講義で何気なく聞いていた些細な話が仕事で活きることもあります。社会人になると学生の頃よりも柔軟に休めたり、たくさん遊べたりするので、今のうちに勉強しておくことをおすすめします!