駐在員レポート

Vietnam Meitetsu World Transport Co., Ltd.

2022.02.01

初めまして、VIETNAM MEITETSU WORLD TRANSPORTの内海です。
海外駐在員レポートも第6回となります。ついにこのレポートも一周して再びベトナムです。私は昨年の4月に着任し約10か月が過ぎました。
新型コロナウイルスの影響で、入国後2週間のホテル隔離・ホーチミン市での感染拡大による約3か月のロックダウンなど過去にも事例のない経験がありましたが、多くの方々に支えていただき、病院のお世話になることもなく無事過ごすことが出来ました。

まずは約10年の駐在員事務所から昨年設立となりましたベトナム法人のご紹介をいたします。
事務所はホーチミンのTan Son Nhat International Airportから車で約10分に位置するSCSC社貨物ターミナル地区内のビルに入居しています。ホーチミンにはSCSC社のほかにもう1社貨物ターミナルがあり、乗り入れ航空会社はこれらいずれかと契約して輸出入のハンドリングを委託しています。もう1社の貨物ターミナルも当社入居のターミナルから歩いて10分で着く距離です。

VIETNAM MEITETSU WORLD TRANSPORTの入居するSCSCビル

VIETNAM MEITETSU WORLD TRANSPORTの入居するSCSCビル

当社では航空貨物・海上貨物の輸出入をご要望されるお客様に対して、日本及び名鉄ネットワークのある世界各国へ向けての輸出手配や、逆にこれらの国からの輸入手配を承っております。
以前はベトナムローカル業者に委託していた航空会社・船会社へのブッキング・B/L発行・輸入貨物D/Oリリース(到着貨物の引渡し業務)は、法人設立により自社で行うことができるようになりました。これからもお客様のご期待に応えられるようサービスの向上に努めて参ります。

昨年のコロナ感染による長期のロックダウン期間を経た後、ホーチミン市内は着実に通常の姿に戻りつつあります。ほぼすべての市民がワクチン2回接種を行い、現在は3回目接種も早いペースで進んでおります。感染者がゼロとは言えませんが「WITHコロナ」の方針がうまく機能しているところです。
ちょうどこの原稿を書いている時点はベトナム人が楽しみにしているテト休暇(旧暦のお正月)前で、街中はお正月ムードです。まだまだ油断は禁物ですが、このままの調子ですと本年度も早い段階で観光者の入国制限も撤廃され自由に入国することも可能になるかもしれません。その際はぜひホーチミンへお越しください。皆様にお会いできる日を楽しみにしております。

貨物ターミナル入口

貨物ターミナル入口

旧正月前の市内繁華街

旧正月前の市内繁華街

旧正月前の飾り付け

旧正月前の飾り付け